名古屋メシいっぱい
地域ごとに違う著者が案内人とともにおいしいものを食べまわるご当地グルメコミックエッセイ「まんぷく」シリーズです。
名古屋(というより愛知)は観光が弱いです。
遠方から友人が遊びに来ても連れて行くようなところはほとんどないといっても言いすぎではありません。
代わりに名古屋メシという単語も大分知名度があがっていて、名物料理は比較的多いと思います。
本書は名古屋メシのメニューですぐ名前のあがる有名店ではなく、知る人ぞ知るおいしい店を中心に取り上げてます。
「矢場とん」、「あつた蓬莱軒」、「山本屋総本家」といった超有名店は本の中で名前は紹介されていても、取材はされていません。
本書の目次
- 隠れたうどん王国・名古屋!
- 個性極まれり!名古屋の麺
- 味噌カツ、味噌おでん
- 超A級のごちそうグルメ
- 名古屋人は喫茶店が好き▽
- 名古屋の居酒屋
- 隠れ名古屋メシ
- エリアmap
味が濃い=うま味が強い
世間的に名古屋は、味噌の国というイメージでどれも味が濃いというイメージが強いです。
案内人はそれを認めつつ、うま味が強いからおいしく食べられるのだと強く主張しています。
間違いではないと思いますが、実際やっぱり味は濃いですね。
メジャーなものだけではなく、あんかけスパ、どて焼き、台湾ラーメン、ナポリタンといった中堅どころも登場します。
コミックエッセイなので、料理は全部イラストになっています。(一部は写真も載ってます)
実際の料理を見ることができない反面、お店に行って食べるときの期待が膨らむのではないでしょうか。
名古屋に行く予定があるけど、有名店の味は必要ない!もう飽きた!という方には一読をオススメします。
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