暗号基礎を学ぶ本 第2弾
暗号の基礎を今のうちに固めたいのです。
今回は「なるほどナットク!」というシリーズ中の暗号を取り上げた本になります。
シリーズものが続いていますが、意図があったわけではなくたまたまです。
【書籍紹介】『図解雑学 暗号理論』(伊藤 正史)
暗号の基礎を学ぶ情報セキュリティ分野で暗号は避けて通れないキーワードです。現在、暗号は意識することなく生活の中で使用しています。しかし、なじみのない難解なものというイメージではないでしょうか。図解雑学シリーズはその名の通り、図を多用して丁寧...
本書の目次
- プロローグ
- 古典暗号
- 共通鍵暗号
- 公開鍵暗号
- 認証
- 暗号を用いたアプリケーション
- エピローグ
説明は少し専門的
暗号の歴史などの背景に関わる説明よりも、暗号の仕組みを説明することを重視している構成です。
わかりやすく順序立てて説明されていますが、突然難しい内容や単語が登場することがあります。
暗号は数学の面白さ、奥深さと密接に関わっています。
本書は暗号だけでなく、数学の話題も豊富です。
暗号の世界にふれる
暗号について1冊でまとめるのはボリュームがありすぎてなかなか難しいと思います。
それでも様々な本で内容はかぶりつつも、独自の視点でまとめられていておもしろいです。
本書も、数学との関係を含めた暗号の入り口を理解するためにはオススメです。
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